【えひめ・海の応援隊】#大三島で歴史探訪 ~村上海賊に思いを巡らせて~ 甘崎城海割れ編|今治北高等学校大三島分校

2022-8-19
海と日本PROJECT in えひめ

こんにちは!「えひめ・海の応援隊」 今治北高等学校大三島分校 島デザイン部の ももる です!

先日、大三島で海割れ現象があり「甘崎城跡」へ行ってきました!
海割れとは、潮の満ち引きにより浅瀬の部分が陸地として姿を現す現象です。
このように実際に島から島へ歩いて渡ることが出来ます!
写真1

この「甘崎城跡」、実は大三島にある日本遺産、村上海賊の構成文化財5つの内の1つで、愛媛県指定史跡にも登録されています!
そして、なんと!!島一つがまるごとお城だったんです!凄くないですか!?
写真2

今回はそんな「甘崎城跡」と「村上海賊」について紹介いたします!
甘崎城は、昔(約400年程前まで)は実際に村上海賊の拠点として使用されていました。
ではその村上海賊とはいったいどんな海賊だったのでしょう?
皆さんが想像する海賊は金品を強奪するような怖いイメージではないでしょうか?
ですが村上海賊がどうであったかと言うと、潮の流れが速い瀬戸内海で船が安全に航行する先導サービスをしたり、
歌を詠み連ねるなどの高い教養を身につけていたりしていて、私たちが想像するような「奪う」ではなく「守る」海賊だったんです。
村上海賊が甘崎城で生活していた当時の名残が今でも残っています。

写真3
例えばこれ!この写真に写っているこれ…何かわかりますか?
一見、岩に穴が開いているだけのように見えますが、
実はこれ…「岩礁ピット」と言って、船を係留するために使用されていた穴なんです!
当時は、この穴に木材を差し込んでロープで結んで船を係留していたそうです。

他にも、当時お城だった名残である石垣が残っていたり
写真4

砂浜を歩いていると、この写真のような昔実際に使われていたお皿の破片や瓦の欠片などが落ちていたりして
かつてここで人々が生活していたということが分かります!
写真5

興味のある方は是非実際に海割れの際に渡ってみてください!
大潮の干潮時の潮位が10㎝より小さければ歩いて渡ることが出来ると思いますので、お越しの際は潮汐表をチェックしてみてください!
ちなみに冬は早朝になってしまうので、5月頃からの夕方がおすすめです!
海を自分の足で渡るのも新鮮で楽しいですし、島ならではの映え写真も撮れちゃうかも!?
きっとおもしろい発見が待っていますよ!!

イベント名 【えひめ・海の応援隊】#大三島で歴史探訪 ~村上海賊に思いを巡らせて~ 甘崎城海割れ編|今治北高等学校大三島分校
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