スポGOMI甲子園実行委員会は、3人1組のチームを結成した高校生が、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量でポイントを競う『スポGOMI甲子園2022愛媛県大会』を10月22日(土)に開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
全22チームが参加した愛媛県大会。オリジナルアイテムの持参チームが多く、またアイテムのレベルも高く、「ごみ拾いを楽しもう!」という気持ちが伝わってきました。昨年全国優勝を果たした「BIG WEST ベーカリー」チームからは静かな闘志と緊張感を感じました。草の茂みに隠れた大量のごみを発見したチーム、隙間から一生懸命ごみを引っ張り出すチーム・・・。全チーム、60分間休むことなく全力でごみ拾いに挑みました。
結果は、ポイント合計2833.5,重量10.22㎏を拾った「BIG WEST ベーカリー」チームが2位以下を大きく引き離し、愛媛県大会2連覇を果たしました。12月に開催される全国大会でも2連覇を目指し、やる気に満ち溢れています!
優勝BIG WEST ベーカリー▼
オリジナルアイテム賞は、松山東雲高等学校の「ルイス」チームが受賞▼
協賛社の城東開発特別賞は松山東雲高等学校の「東雲GIRLS」が受賞しました▼
BIG WEST ベーカリーチームのコメント
「昨年度も全国大会に出させてもらい、全国でも優勝することができました。愛媛県大会での経験を活かして、全国大会でも2位に大差をつけて優勝できるよう頑張りたいと思います。」
参加チーム22、総勢65名で60分間に集められたごみの総重量は97.87㎏!100㎏近いごみが集められました。松山市の梅津寺海岸は交通の便もよく、夏だけでなく、1年を通してたくさんの人が訪れる海岸です。一見目立ったごみは見当たりませんが、よく見ると、草の茂みなどにたくさんのごみが隠れていました。目立つのはプラスチックごみ。最近捨てられたであろう比較的きれいなプラスチックごみから、経年劣化して朽ちている、海から打ち上げられたであろうプラスチックごみまで、ペットボトル、食品トレー、シャンプーの容器など、多種多様なプラスチックごみが見つかりました。現代の暮らしでプラスチックを全く使わないことは不可能かもしれません。しかし、ごみ箱に捨てることさえ守れば、これ以上海のプラスチックごみを増やさないことはできます。一人一人の小さな心がけが、今後の海の環境を決めることを自覚しなければならないと強く感じました。
イベント名 | スポGOMI甲子園2022 愛媛県大会 |
参加人数 | 65名 |
日程 | 10月22日(土) |
場所 | 梅津寺海岸 |