7月21日(木)、今治市の檜垣造船株式会社にて、進水式が行われました。
今回の進水式は、地球上で一番大きな工業製品である「船」を見に行こう!と、造船所やメーカーが7月から8月にかけて実施する、全国一斉見学会のひとつでもあります。
この全国一斉見学会は、総合海洋政策本部・国土交通省・日本財団が主催する「海と日本プロジェクト」の一環として、日本中小型造船工業会が主催し、日本造船工業会及び日本舶用工業会の協力により実施されるものです。
この日の進水式の船はケミカルタンカー(硫酸や苛性ソーダなどの化学製品を運搬する船舶。通常いくつかに分けられたタンクを持ち、それぞれ特殊な素材やコーティングにより強度が保たれている)で、主に東南アジアで石油製品の運搬に使われます。
檜垣造船は、このケミカルタンカーの製造において国内屈指!
全長約141.30M 幅24.20M 深さ11.50M
総トン数約 10800t 載貨重量トン数 16000t 最大速力約14.4ノット 航海速力約13.5ノット
という巨大で重厚感たっぷりの船は圧巻でした。
ロープを船主さんが切断すると同時に、シャンパンとクス球が割れ、勢いよく船が海面へ滑りおりていきました!この時の音と今治高専の生徒さんたちをはじめとした観客の方の表情、
そしてケミカルタンカーの迫力満点の姿は必見です。
Global Neptune(グローバルネプチューン)。
と名付けられたこのケミカルタンカーが
これから世界中の海で夢を乗せて活躍してくれるといいですね!
イベント名 | 檜垣造船進水式 |