9月16日(月・祝)、愛媛大学で愛媛県主催の愛媛県プラスチック資源循環シンポジウムが開催されました。
ペットボトルやレジ袋など容器包装から家庭用品まで、日常生活のあらゆる場所で利用されているプラスチックは、便利な一方で、ポイ捨てなど不適切に処分された結果、
「海のプラスチックごみ」となって、海の環境を汚し、海の生物に悪影響を及ぼしています。
中でも、マイクロプラスチックは有害な化学物質を付着するため、
魚が食べてしまうと、体内に有害物質が溜まってしまいます。
このシンポジウムは、
愛媛県民へよりプラスチックの3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進め、
プラスチックを有効に、賢く、利用することで「海のプラスチックごみ」を減らすことが
できる、そして海岸清掃は大切であるということをアピールすることを目的に開催されました。
まず、
環境省 水 大気環境局 水環境課 海洋環境室長の中里 靖さんによる
「海洋プラスチックごみ問題の現状と今後の方向性」、
愛媛大学 大学院理工学研究科 生産環境工学専攻 環境建設コース 教授の日向博文さんによる
「瀬戸内海におけるマイクロプラスチック調査から見えてきた海岸漂着ゴミ回収の意味について」
をテーマに、基調講演が行なわれました。
最後に、
愛媛県立伊予農業高等学校の生徒の方が「海の環境を守る活動」、
2004年9月に愛媛県愛ビーチ制度「愛媛ふれあいの海辺」の認定を受け、
「伊予農業希少植物群保全プロジェクトチーム」が毎月第2土曜日に塩屋海岸の清掃を行い
得たデータについて発表しました。
また、会場入り口には、給水サーバーを設置し、
参加者はマイボトルを使用して水分補給を行なっていました。
リポーターの青木アナも海プロボトルで給水しました!
ちょっとしたことから意識を変えていくことが、ごみの削減につながります!
海岸清掃もやってもやっても減らないものだと思ってしまいますが、
継続して続けるとごみは確実に減っていくそうです。
ちいさなことからコツコツと!
やれることからやっていきましょう!!
イベント名 | 愛媛県プラスチック資源循環シンポジウム |