10月12日(土)、13日(日)、14日(月)愛媛県上島佐島にて全国の大学生を対象に、
海にまつわる物語を持つ祭りでの体験や地元の方々との交流を通じて、
海への好奇心を高めてもらい、
地域の祭りの趣きを感じ、その大切さを体験するとともに、
地域における本質的な価値を感じてもらうことを目的とした、海の祭ismプロジェクト2019in佐島が開催されました。
地元民でも存在を知らなかった佐島の祭り。
昭和35年頃、造船景気の好影響で1200人を超える人々が住んでいた「佐島」は、
造船業の衰退に加え少子高齢化の影響もあり、現在では500人ほどの島人口になりました。
そんな佐島ですが、佐島人の誇りとする祭「八幡浜神社例大祭(佐島秋祭り)」があります。
昔は神輿・だんじりの担ぎ手が溢れ、だんじりの乗り子は小中学生の男子のみ。
しかし、人口減少とともにお祭りも縮小され、奴行列はなくなり女子も参加するように。今は隣の島々からの
応援や帰省してくる出身者の力を借りて継続させている状態です。
佐島の人々が大切に守ってきたお祭りを共に盛り上げ、
地元の人や移住者との温かな交流を通じて「つながり」の大切さとコミュニティの底知れない可能性を
探るプログラムとなっています。
【3日間のスケジュール】
1日目
10:00~12:30| 集合→オリエンテーション
12:30~13:30| 昼食
13:30~18:00| 佐島散策
19:00~ | 祭り前夜懇親会 地元の方達と交流
2日目
8:00~21:30| 佐島秋祭り参加 八幡浜神社参拝 だんじり担ぎ
3日目
8:00~11:00| 祭り片付け
11:00~12:00| 昼食
12:00~14:00| 振り返り会
14:00 | 解散
今回のプログラムでは「学ぶ」と「体験する」の二つを柱としています。
「学ぶ」では、
①佐島と海の関連性(塩の生産や造船産業の変遷など)を学ぶ
②佐島の秋祭りと海の関連性(祭りのルーツなど)を学ぶ
③人口500人の島になぜ都会から若者が移住するのか、どんな仕事をするかを学ぶ
「体験する」では、
①佐島の秋祭りに参加し、準備から片付けまでを行う。
②佐島の島内を散策し、海に触れる。
③海の幸をいただきながら、島の祭りの担い手や島民の皆さんと交流する。
④海ホタルの観賞など、島ならではの海の体験をする。
参加した大学生は訪れる機会の少ない佐島という環境で、
準備から後片付けまで普段参加することのない祭りの裏側まで体験し、
それぞれが地域の祭りについて深く考えるきっかけとなりました。
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今回の取材の様子は、10月25日(金)11:25~南海放送テレビで放送されます!
ぜひご覧ください!
イベント名 | 海の祭りで「つながる」を体感in佐島~Find your scond home~ |