イベント
2018.10.29

海洋危機:愛媛県西条市干潟の現状について

こんにちは!海と日本プロジェクトえひめ事務局リポーターのたまちゃんです!

10月27日(土)に「西条市加茂川河口親子ふれあい自然観察会(干潟の生き物)」の取材に行ってきました!

 

夕方ごろからだんだんと潮が引いていき干潟が見えてきました。

ここの干潟は全国でも上位の広さを持っていて、しかもきれい!

気温も低く参加者の心配もありましたが、地元の禎瑞小学校の子ども達と

保護者の方々約40名が参加されました。

 

今回このイベントを主催された禎瑞環境クラブの白石さんは、

干潟の現状についてお話してくれました。

まずは干潟はどのような役割を果たしているかについて、

鳥が捕食する生物が多いため渡り鳥の休息地となっています。また、陸地に押し寄せる波のエネルギーを分散させたり、稚魚の育成に必要不可欠な場所であったり、海水の浄化を行っていたりとなくてはならない場所です。

 

そんな干潟は昔と比べて埋め立てや護岸工事などで面積がかなり減っているようです。

また土の栄養素が少なく生物が棲めない状況にあります。

それ以外にも、海洋汚染や土砂災害の影響で海の生物がどんどん減っています。

 

この現状を改善し海や干潟に様々な種類の生き物があふれ、海に関心を持ち海に訪れる人が増えるきっかけを

西条市で作りたいと思ったことがきっかけで禎瑞環境クラブは発足しました。

生物と触れ合う機会の少ない現代の子供達にイベントを通して生きることと向き合ってほしい。

その第一歩として、他の貝よりも育てやすく干潟のヘドロを吸ってきれいな水に変える働きをするあさりを日々

試行錯誤しながら生活しやすい環境を研究しています。

 

今回のイベントは、講師として西条自然学校の光澤安衣子さんが来られていました!

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早速干潟の生物を探しに行きましょう!

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みんなどんどん見つけてきて「こんなのとれたよ~!」と見せに来てくれました。

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見つけた生き物は光澤さんにも報告です!

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子ども達が珍しい生き物を見つけてきてくれました!

よく見つけたね!!

 

そろそろ日も落ちてきたので観察会は終了です。

せっかく見つけた生き物なので持って帰りたい気持ちもわかりますが、

ここに棲む生き物はここでしか生きられません。

ちゃんと元の場所に返してあげて観察会は終了しました。

子ども達は海や干潟、生き物について短い時間でしたがたくさんのことを学んだ日になったんではないでしょうか。

 

海に行かなくなった現代の子にこのようなイベントを実施することで

少しでも興味を持ってくれたらうれしいですね!

 

夕暮れの干潟があまりにもきれいだったのでたまおかのたそがれショットもお届けです!

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今回の取材の様子は、11月11日(日)11:25~南海放送テレビで放送されます!

ぜひご覧ください♪

 

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