レポート
2019.06.11

【※閲覧注意】テレビには映らない漂着ごみの現状と拾う人の姿

ここは日本ですか?

この写真を見た人にそんな質問をされました。

そうです、ここは日本です。しかも私たちが大好きな愛媛県の海なのです。

初めてここを見たときは驚きで言葉が出てきませんでした。

 

拾っても拾ってもなくならないごみの山と闘っているのは、

Earth Crean Ocean’s(アースクリーン)E.Cオーシャンズの皆さん。

E.Cオーシャンズは、海の環境保全を目的とし、海を愛する者たちが

日本の海岸・秘境の浜辺の現状を発見し立ち上がりました。

主に、危険で人の足ではいけない、拾えない場所(佐田岬半島の浜辺)を中心に漂着ごみの回収や啓発活動を行なっています。

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佐田岬半島の特に北側はリアス式海岸で細かく入り組んでいます。

また、季節風の影響を受けやすく瀬戸内海の漂流ごみが一手に流れてくるのです。

しかも細長い半島のため、海岸の背後は急な山肌が迫り、陸から海岸に降りることができません。したがって、人の手によって海ごみを回収できないまま長年が経過し、海ごみが体積してしまうのです。

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このように海ごみが漂着した浜がこの辺りだけでも数箇所あります。

E.Cオーシャンズの手によって綺麗になった浜辺もありますが、

時間が経つとまたごみが漂着し元に戻ってしまいます。

 

船でしかいけないようなところには、わたしたちのような一般人はなかなか行くことが出来ません。

秘境に漂着したごみを回収することは難しいかもしれませんが、ごみを捨てないことは私たちにもできるはずです。

嗅いだことのない異臭がする中で、海のためを思って何日もかけてゴミ拾い活動をする団体がいるということを

わたしたちは知っておかなければいけません。

このごみ山を見て、みなさんは何を感じましたか?

イベント詳細

イベント名漂着ごみの現状
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