ここはテクスポート今治。
先日お邪魔したバリシップ2019のときと雰囲気は変わり、大勢の親子が会場いっぱいに!
今回は、0~18歳の子どもたちを対象に、楽しく、職場体験をしながら、
今治で働く大人たちの仕事を知ってもらうイベント、
「じどうかんバリっこフェスタ」に行ってきました!
バリっこシティーゾーンと言って、街をテーマにした遊びができ、
まず来場したら受付で「住民登録」を行います。
すると、この会場内で使える模擬通貨「バリー」を手に入れることができ、
バリーを使ってお買い物やゲームをして遊ぶことができます。
会場内には、海ごみの勉強ができるビーチクリーンしまなみさんのブースがあり、
海と日本プロジェクトinえひめも一緒に啓発活動を行ってきました!
入口には今まさに世界問題になっているマイクロプラスチックの立て看板が。
マイクロプラスチックとは何か、皆さんご存知ですか?
マイクロプラスチックとは、5㎜以下になった細かいプラスチックのことを言い、
夏に飛び回る蚊と同じサイズだと言われています。
そのマイクロプラスチックを海で泳ぐ魚たちが間違えて食べてしまい、
のどに詰まらせたり、お腹いっぱいにマイクロプラスチックを溜め込んで命を落としてしまうケースも少なくありません。
では、どういった経緯でプラスチックが5mm以下になってしまうのでしょうか。
私たちが普段使用しているプラスチックはどう見ても5mm以上のものですよね。
実は、ゴミ箱に捨てず海や道端に捨ててしまったプラスチック(たとえばペットボトル)が
日に当たり自然にかえることなく小さく小さくなっていきます。
この小さくなったプラスチックがマイクロプラスチックなのです。
そのマイクロプラスチックを食べてしまった魚を私たち人間は食べているんです。
人間がとった行動というのは、巡り巡って人間に影響を与えています。
ビーチクリーンしまなみさんのブースでは、
人間の生活のどこからゴミが発生しているのか、絵を使って子ども達にわかりやすく説明していました。
また、ゴミを間違って食べてしまった生物の痛々しい写真もブースには多く掲載されており、
子ども達にとってゴミについて考える貴重な時間となりました。
このような機会がないとなかなか「海洋ごみ問題」に触れることはありません。
来年は海洋ごみブースが1ブースでも増えることを期待したいです!
イベント名 | 【バリっこフェスタ】 |