世界で活躍する探検家が、ECオーシャンズ主催の愛媛海岸清掃に参加されるということで、海プロえひめで独占インタビューをさせていただきました!
テレビ番組で洞窟探検のガイドを行ったり、世界各地の洞窟を巡ったり、洞窟でのレスキュー活動の援助を行ったり・・・
と洞窟に関係するあらゆる場面で活躍する【洞窟探検家】吉田勝次さん。
愛媛県の海岸清掃に参加するきっかけとなったのは、ECオーシャンズ岩田さんとの出会いでした。
【ECオーシャンズ】代表岩田功次さんとの出会いは約4年ほど前。
ダイビングショップや機材メーカーが大集結するダイビングフェスティバルのトークイベントだったそうです。
すごく情熱のある人で、朝起きてから夜寝るまでずっとごみのことを考えている人だなと。(笑)
世界を旅して色々な場所を見てきました。
文明の進んでいる都市ではプラスチックごみが環境に良くないという知識を現地の人は持っているので、クリーン活動を行ったり、環境に良い買い物をしたり分別もきちんとできているんです。
でも、未発達な地域も世界にはたくさんあって、環境に対しての考え方っていうのは都市部とかなり格差がありますね。
例えばなんですけど、上海なんて高いビルがたくさんあるし、すごく発達している。でも山奥に行くと土の家に住んでいる人や、生まれてから死ぬまで一度もお風呂に入らない人がたくさんいます。もちろん今の時代の話です。
そんな場所にも、プラスチック容器は店頭に並び都市部と同じように流通している。現地の人たちは普段、木の食器やお弁当箱も葉っぱで包んだりしていて、使わなくなった容器はその辺に捨てています。分別なんてしていません、木も葉っぱも土に戻るので分別なんてしなくてもいいわけです。
だから、ごみをその辺に捨てるということが悪いという意識がないんです。
プラスチックは土に還らないもの、と説明することも、理解してもらうことも、とても難しいことなんです。
そうなってくると、製造過程でプラスチックを減らすことが一番だと僕は思いますね。
便利な世の中になったからこそ、いい面もある。こういうゴミ拾いの活動だってSNSですこしずつ広がっていく。
沖永良部島(おきのえらぶじま)は洞窟の聖地と呼ばれているんですが、そこに住んでいる家族もSNSを通してごみ拾いの活動を知り、毎朝、家族で海辺を掃除しているそうです。またこの家族の活動を知った人が、自分もやってみようかなという気軽な気持ちで清掃活動を行っていき、ネットワークが広がりまた次へつながっていく。そういう連鎖的にこの活動が広がっていくといいですね!
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世界を巡る吉田さんだからこそ感じた、ごみに対する意識の地域格差。
世界に限らず同じ県内でも意識の格差があると、海プロえひめを通して感じています。
文明が進むにつれて、便利なものはたくさん増えていきます。
プラスチックは軽くて丈夫で、身の回りにたくさん溢れています。
便利な世の中になったからこそ、一度環境について振り返ってみることも大切なのではないでしょうか。
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今回清掃した海岸は普段、人が立ち入ることはできません。
にも関わらず大量のごみが漂着しています。
私たちが分別しごみを捨てていれば、この場所には漂着することがなかったごみ。
私たちが少し気を付けるだけで、明日、明後日その後の未来は変わってくるかもしれません。いや、変わることを信じて・・・。
海と日本プロジェクトinえひめでも、SNSを通して海ごみに関する活動を紹介しています!
今後皆さんの、海のためにしている活動もどんどん紹介していきたいと思っていますので、
投稿チェックよろしくお願いいたします!!!
アカウント:@ehime.umi https://www.instagram.com/ehime.umi/
アカウント:@umi_ehime https://twitter.com/umi_ehime
イベント名 | 洞窟探検家 |