8月18日・19日に開催予定の毎年恒例、
海と日本プロジェクトオリジナルイベント、今年のキーワードは「村上海賊」です。
耳にしたことはあった「村上海賊」の名称、一体どんな海賊だったのか知らなかった…
海賊って付いてますからね、相当な悪だったんだと勝手に思い込んでおりまして、
日本最大の海賊なんて呼ばれてたらしいじゃないですか。
愛媛にそんな強くて悪い海賊がいたんだと、
温厚で有名な県民性とは真逆な感じもしますが、
やるやん愛媛!なんて思ってました。
きっと私と同じようなイメージを持っている人もいるはず!いや、絶対いるでしょ!!!(笑)
村上海賊が拠点としていた愛媛県にせっかく住んでいるなら、
この機会に少し勉強してみませんか?
と、いうことで、
イベント前の事前学習と題しまして日は、我らが村上海賊がどんな人たちだったのか
簡単に紹介していきます!
守る海賊
海賊と聞いて連想できるのは、
いわゆる、海上に浮かぶ船や沿岸地方を襲い財物を奪う悪者。
しかし、村上海賊はその生業から”海賊”という言葉からは程遠いものでした。
海上の要衝(交通において大切な地点)に関所を構え、
水先案内人の派遣や海上警護などを行い、瀬戸内海の交易や流通の秩序を
守る役割を担っていました。
この辺りの海は、一見おだやかに見えますが、狭い海峡に船を進めると、
激しい潮流が容赦なく襲い掛かってきます。昔から船乗りを悩ませてきた海の難所で、
だからこそ、海を知り尽くした村上海賊の力が必要とされ、彼らはこの地の特性を活かし、
瀬戸内海の覇者となったのです。
そして意外と知られていない文化人の一面。
村上海賊には、海の安全保障者だけでなく、
島々を物流の基地とした商人の顔、優雅に香や茶や連歌をたしなみ文化人の顔、
瀬戸内海の新鮮な魚介類を扱う漁業者でもあったのです。
深く掘り下げていくと、興味のそそる内容がどんどん沸き出てきますが、
今回は”村上海賊に学ぶ”しまなみ海道合宿ということで、
村上海賊が生きたこの独特な海域の地から、
海の仕組みやそこから生まれた産業、この地ならではの海の動き、海が抱える問題、
そしてこの美しく誇らしい愛媛の海をこれからも守っていくために
私たちがするべきことを学ぶ、愛媛の海を目一杯満喫する2日間です!
参加してくれるこどもたちはこのイベントに参加し、どんなことを考えてくれるのでしょうか。
明日からのイベントがとても楽しみです!
2日間の様子は、随時このホームページと
海と日本プロジェクトinえひめのSNS(主にインスタグラム)でもどんどん公開
していきます!
ぜひご覧ください!!
イベント名 | 【海賊だけどいい人?!】村上海賊に学ぶしまなみ海道合宿!<いよいよ、明日開催!> |