愛媛県では、海洋プラスチックごみ調査の一環として、
河川を流れるごみについて、海に流れ着くまでの漂流過程を追跡するモニタリング調査をスタートしました。河川に関するこのような調査は、全国的にもあまり進んでおらず、愛媛県としても初の試みだそうです。
今回は、愛媛県大洲市を中心に流れる紘川上流域から、GPS装置を取り付けた”模擬ごみ”6個箱を放流し、GPSからの位置情報により川を流れる過程をたどります。
分析結果は、その他海岸や海上でも調査中の「海洋プラスチック」調査結果と合わせて公表予定です。
海に流れるごみの大半は、街から河川を通じて流れ着きます。
今回はごみの発生源を探る調査ではありませんが、まずは何より、私たちが「ごみを捨てない!」と言うことが大事だと思います。
海と日本プロジェクトと、えひめ海ごみ調査プロジェクトでは、今後も愛媛県とも連携し、調査内容の取材や結果の報告などにも取り組んでいきたいと思います。
=============================================================================
愛媛県では昨年12月、日本財団との間で、瀬戸内地域における海洋ごみ削減に関する連携協定「瀬戸内オーシャンズX」も締結しました。今後も調査・研究・情報発信に期待したいところです。
イベント名 | 愛媛県「プラスチックごみ漂流モニタリング調査」実施 |