“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取組み
「日本さばける塾オンラインinえひめ」を3月4日(土)に開催しました。
通常は県庁所在地の松山市でリアル開催することが多い同イベントを、オンラインで開催し、参加児童は、河原調理専門学校専任講師・近藤一樹先生の指導のもと
「サバ」をさばいて「さばのバターしょうゆ焼き」を作りました。
また近藤先生から、さばと愛媛・世界の海についての講義を聞き、海の命の大切さについて学びました。
サバについての知識とともに、海を守るために自分たちにできることを考えました。
普段は、愛媛県の県庁所在地・松山市で実施している「日本さばける塾inえひめ」ですが、
今回は、松山市から遠くに住む子供さんにも参加していただけるよう、オンラインで開催しました。
魚のさばき、海の学びの講師は河原調理専門学校専任講師の近藤一樹先生にお願いしました。
前半部分は日本さばけるプロジェクトの紹介動画を視聴し、日本さばけるプロジェクトの目的や、海で起きている様々な問題を学びました。
その後、サバについての講義と、今愛媛の海、日本の海、世界の海で起きている問題について教えていただき、海の恵みである魚をこれからも食べ続けることができるために、
自分たちにもできることを考えました。
「サバ」をさばいて「さばのバターしょうゆ焼き」作りに挑戦!
後半は、いよいよさばける体験として、「サバ」をさばきました。魚をさばいたことのある経験がある参加者は10名中3名だけで、ほとんどが初めての「さばける体験」でしたが、
どの参加者もとても一生懸命に、スムーズに進めていきました。
もともと「自分で魚をさばいてみたい」という気持ちを持った参加者なので、先生のデモンストレーションをしっかり視聴し、
自分での魚さばきも真剣そのもでした。
サバをさばいた後に、「さばのバターしょうゆ焼き」作りに挑戦しました。魚のさばき方、調理の仕方、盛り付けの仕方にはそれぞれの個性が出て、
それぞれが100点の「さばのバターしょうゆ焼き」を完成させました。
自分でさばいて調理した料理の味は格別です。みんな「とても美味しい!」と大満足の表情でした。
参加児童の声(アンケートより)
・魚が自分一人でさばけて嬉しかった。
・三枚におろすのはとても難しかったけれど、ちゃんとできて嬉しかった。自分で作った料理はいつもより 美味しく感じた。
・自分で魚をさばいてみて、内臓や血も見て、命のありがたさを感じた。
・これからは、いろいろな魚をさばいてみたい。
・先生から食べてもらいたい人のことを考えながら作りましょうと習ったので、お父さんやお母さん、兄弟 のことを考えながら作った。
これからも、おうちでいろいろな魚をさばいてみてくださいね!
イベント名 | 日本さばける塾オンラインinえひめ |