海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会は、日本中に残された海
にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に
込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーション
として映像化しました。このたび、5つのエリアを「海ノ民話のまち」
として認定し、そのうちの1エリアである愛媛県松山市を、認定委員長をはじめとする委員会メンバーが表敬訪問し、
「海ノ民話のまち」認定証を贈呈しました。
海ノ民話のまちプロジェクトとは、、
日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として実施。
海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、
子供たちに伝え語り継ぐことを目的としたプロジェクトです。
【認定された愛媛県松山市中島に伝わる民話「おたるがした」あらすじ】
松山市中島に伝わる民話のひとつです。
地震が起き、津波が村をのみ込んでしまいましたが、
村の長老がいち早く知らせて避難していたため、村人たちの命は助かりました。
しかし、家や畑は甚大な被害を被りました。
村人たちが途方にくれる中、子どもたち大きな樽を見つけて笑いはじめ、
長老が子どもたちに合わせて冗談を言うことで、村人たちが皆、大声で笑いだしました。
畑は流されましたが、大声で笑うことで勇気が出て、豊かな海の恵みを受け、
村人たちは村の再建に励むことができました。その舞台となり、
樽があったとされる場所は「おたるがした」と呼ばれています。
イベント名 | 海ノ民話のまち 市長表敬訪問 |