愛媛県八幡浜市在住の岩田功次さん。
身近な浜辺の清掃活動を30年以上行っていた岩田さんは、
2016年から本格的に海の漂着ごみを拾い始めました。
岩田さんがごみ拾いをする場所は、船でしかたどり着けないところ。
風や波の影響もあり、ごみ拾い活動は困難を極めます。
これは、愛媛県のある無人島の写真です。
瀬戸内海は美しいと言ってもらえることが多いですが、
季節風や海流の影響で、漂着ごみが集まるポイントが存在します。
このごみを集め、船で陸まで持ち帰ります。
危険も伴いますし、気の遠くなるようなごみの量です。
またごみを陸まで持ち帰っても、市町によってごみの処分方法が別れていて、
ごみを受け入れてもらえないという行政上の問題もあります。
岩田さんは瀬戸内海一体を調査し、
これまでに500カ所以上のごみスポットを発見しました。
誰もが目を背けたくなるごみの山に立ち向かう岩田さん。
私たちが考えなければいけないこと、
行動しなければいけないことは何でしょうか?
この現実を知り、身近な人に伝え、
ささやかでも、日々の暮らしの中でできることを考えていかなければなりません。
E.Cオーシャンズ https://ec-oceans.com/
イベント名 | E.Cオーシャンズ 岩田功次さんの活動取材 |