昨年の夏に放送したテレビ番組『瀬戸内海がゴミ箱になる日』が、
「第48 回放送文化基金賞」番組部門テレビドキュメンタリー番組「奨励賞」を受賞しました。
この番組は、瀬戸内海の海洋ごみをテーマにしたもので、
船でしか辿り着けない危険な場所でごみ拾い活動を続けている
E.Cオーシャンズの岩田功次さんの活動に密着した番組です。
岩田功次さんは、同基金賞の番組部門「出演者賞」を受賞しました。
審査員からは、受賞理由について
「プラゴミが海洋を汚染していると聞くが、この映像を見たら誰もが驚くだろう。
当番組は、信じられない現実を可視化した。」
「瀬戸内海の美しい海岸に流れ着いたゴミの量を見たら、誰もが人類の行く末に絶望的な気持ちになることだろう。しかし、行政も追いつけない現実の中、たった一人でゴミを拾い続ける人物の存在が、微かな希望を抱かせる。」との評価を受けました。
岩田さんの活動が広く認知され、
一人一人の意識が変わっていくことを期待します。